(27)・・・令和の越後屋、竹中平蔵・・・

昔は、テロをやるなら、池田大作とかナベツネとか、あれこれ妄想していたが、今なら竹中平蔵である。維新のハシシタも、安倍や菅の腰巾着で、成り上がったが、どこまで行っても、維新は維新。チンピラとごろつきの寄せ集め集団である。

選挙違反など日常茶飯事で、とうとう愛知県知事リコール運動で、8割のニセ署名を集め、維新の愛知県支部長は、急いで尻尾切りされたのが、最近の事件。
大阪の保健所や病院を統廃合し、人員を切り捨てた男が、コロナ禍の大阪、吉村知事をかばっているのは、ただただ醜い。大阪では、入院できずに死んでいく人が、毎日毎日後を絶たないが、維新は一度も謝罪などしない。
ハシシタは、大阪都構想がダメになり、表舞台から引っ込んでいるが、維新の黒幕であることに変わりはなく、創価学会に代わって、自民党の改憲別動隊として、再登場を狙っている。

その維新の経済部門のヘッドコーチが、竹中であり、「さざ波発言」の高橋洋一である。
こいつらは、郵政民営化を皮切りに、日本を新自由主義(要するに、弱肉強食)国家に変えたいと言う野望がある。自由、自由と叫ぶが、それは、金持ちや権力者の自由であり、国民の自由ではない。「若者には貧しくなる自由がある。そのときに頑張って成功した人の足を引っ張るな」という竹中発言こそ、こいつの脳みそが腐っている証拠だろう。

アメリカの「年次改革要望書」通りに動き、郵政は解体され、アフラックのアヒルを、あちこちで見かけるようになった。自分は、戸籍をアメリカに移し、日本の住民税を払わなかったり、国民年金の納付すらケチっていた、かなりの吝嗇家りんしょくか(ケチ)であり、アメリカの手先である。

しかも、慶応や東洋大教授という肩書で、日本経済再生本部の「産業競争力会議」や、国家戦略特区の特区諮問会議メンバーとしても、活動をしている。問題なのは、この男が派遣会社大手のパソナの会長をしていて、「正社員など不要」とのたまうのだから。始末が悪い。
右手で、政策の舵を切り、左手で濡れ手に粟…これを平気で許しているのが、安倍、菅、ハシシタである。
パソナどころか、ソフトバンクやRIZAP、オリックスの外部取締役をしているから、「利益相反」などという生易しいものではない。さすがに、自民党内からの批判も多いが、安倍、菅が抑えこんでいるのだから、選挙資金の融通など、甘い抜け道が多数あるのだろう。
カジノや万博誘致、関西新空港問題で、竹中とタッグを組んで来たのが、ハシシタ維新であり、菅や安倍なのだ。

とうとう、大阪市や関西新空港では、パソナのバッジを付けた職員の方が、公務員より目立つようになった。パソナは、甘い汁を大阪から集中的に吸い取る為に、とうとう本社を淡路島に移転した。そのうち、淡路島はパソナ島と呼ばれるようになるぞな。

(出典:脱線劇団PAGE・ONE パートII)