(55)・・・蛇蝎のごとく②・・・
不倶戴天…共に天を戴かず…要するに、同じ世の中に居ること自体が許せない。読売巨人と酒と宗教…これが、我が不倶戴天の敵である。
僕が、とことん斗って来たものの一つが、知る人ぞ知る、宗教である。神も仏も信じないから、何も祈るものが無いし、何物にもすがらない。そういう意味では、怖いものなしである。(本当は、高いとこが怖くて、痛がりであり、かなりの小心者(松山弁でオジクソ)である)。創価学会や統一教会、幸福の科学などの、イカサマは論外として、反宗教の最たるものは、キリスト教である。
スペインとポルトガルが、世界を勝手に二分化し、その後、鬼畜米英帝国に至るまで、あらゆる戦争の主役であり続けたのは、アングロサクソンの白人国家である。その侵略、収奪、奴隷狩りの先兵だったのは、切支丹の宣教活動だった。暗黒搾損は、未だ21世紀にも続く差別思想の元、有色人種を何千万人と大量虐殺して来た。分かりやすい例で有名なのは、原爆がイタリアやドイツには落とされず、日本にこそ落とされた事実だ。ベトナムやイラク、アフガニスタンの虐殺でも、根っこは同じである。
スペインのアジアでの拠点は、フィリピンであり、そこから、ドミニコ会、フランシスコ会、イエズス会等が日本に上陸し、その悪魔の落とし子こそ、我が母校愛光学園だった。ドミニコ学園とか聖カタリナ高校も同じドミニコ会である。イエズス会の、栄光学園、六甲学院、広島学院など、競って東大入試に血道をあげているのは、彼らの日本支配の謀略に過ぎない。いずれにせよ、昔は、スペインの前科者が、フィリピンに流刑され、その子分が「神父」を偽っていたのだから、吐き気がする。
話はあちこち飛ぶのだが、キリスト教徒の侵略で、最も重要なものは、十字軍の遠征である。聖地エルサレムの奪還という名目で、12〜13世紀頃に、8回の侵略、虐殺戦争をやり続けたのだが、実態は、異教徒を根絶やしにしたいという悪魔の戦争だった。最近、バチカンは「あれは過ちだった。許されたい」と表明したが、アメリカのアフガニスタン、イラク侵攻も、第10回十字軍と言われたくらい、奴らの本性は変わっていない。8回に及ぶ十字軍は、イスラムの反撃でボロボロになり、ローマ帝国さえ滅亡したが、アメリカも、2001年の9.11において見事に復讐されている。ザマを見ろ!!
こう書くと、キリスト教嫌いは、愛光学園のトラウマに見えるだろう。しかし、幼少期の記憶では、52番札所円明寺の墓所に行っても、古い墓にションベンをかけて面白がっていた。仏像を見れば、鼻くそをつけるのが、その頃からの習癖だった。坊主のお経や説教が、馬鹿の妄言だと、小学生の頃から明言していた。大のオトナの「ごっこ遊び」にも思え、イカサマ呪術のようでもあり、何よりも、「偶像崇拝」こそ最も忌むべきものだと思っていた。
ヒットラーや習近平、北朝鮮の金3代などと、どこが違うのだろう?人間には、凄く偉い人もいないし、ダメな者もいない…そんな確信を持っていた。皆が、同じようなバカから出発し、そこで自分の目と、自分の手足で生き、さまよいながら死ぬまで悩み続ける…それが、人間だと思う。しかし、多くの人たちが、宗教、政党、教育、マスコミなどに洗脳され、ホンモノのバカになって行くのが、哀れでならない。
昔は、創価学会に騙されて、ご本尊の入った仏壇を買わされ、高い金を支払って、しかも、勤行(ごんぎょう)をしないと罰が当たる→妄想がひどくなる患者が続出した。ペラペラの厚紙と、ベニヤ板で出来た安っぽい仏壇を壊し、印刷されただけの紙切れご本尊を引き破いて歩くのが、僕の仕事だった。そのうち、うわさを聞きつけて、知らない人が、「これも、壊しておくれんか?」と持って来ることもあった。
我が遺言には、「死んでも、坊主だけは呼ぶな!」と、書いている。無に還るのだから、そこで初めて、誰もが平等に戻れるのだ。
いつかは、明日を気にせず、ゆ~っくり眠れるぞな。呵々。