(201)・・・「宗教はアヘンである」・・・

 妄言家マルクスが言った言葉で、唯一的を得たものが、これである。宗教が、人心を惑わせ、遂には戦争まで生むというのは、知る人ぞ知るであろう。マルクスのおつむが足りないのは、マルクス主義こそ宗教の亜型であり、まさしく弾圧の道具として、侵略の口実として使われて来たのは、歴史が物語っている。

 アメリカ最高裁の判事が、トランプの任命により保守派で占められ、その連中が、「人工妊娠中絶の権利を認めない」判断を出した。この背景には、キリスト教原理主義者が居て、いわゆるトランプ主義、白人至上主義だから、危険思想である。

 トランプ主義者は、Qアノンの陰謀論と結びつき、反ワクチン、反マスク運動から、大統領選挙はインチキだった→議会占拠事件へと発展した。トランプ主義が、統一教会を模倣した「カルト宗教」だとは知る人ぞ知るである。

 「カルト」という概念は、「反社会的」と一般には言うが、やはりこれだけでは曖昧なままである。自分なりに、カルトは「不可逆的な洗脳集団」だと解釈している。つまり、自分の考えに疑念を持たない、凝り固まった盲執こそカルトであり、宗教に留まらず、皇室主義、復古主義、国家主義、マルクス主義など、何にでも見られる。

 作り話(神話や聖書や仏典など)を交えた陰謀論を振り回し、敵を作ったり、人類の終末を予言して恐怖を煽るのは、いずこも同じだろう。今話題になっているのが、統一教会であり、参政党である。前者は、世界平和運動に偽装し、後者は、食品添加物やレトルト食品を忌避したオーガニック運動に偽装しているが、政治的には、愛国主義であり、大和民族至上主義であり、皇室主義者である。

 あのプーチンが、一定の支持率を得ているのも、力による弾圧以外に、キリスト教ロシア正教会の洗脳があるからだ。やつらキリスト教徒は、欧米においても、悪行をしながら、「懺悔」をすれば許されるというインチキ宗教に洗脳されている。黒人を奴隷船に乗せても、アーメン。戦争でアジア人を何人虐殺しても、アーメン。キリスト教こそ、カルト宗教と言わずして、何と言うのだろう?

 統一教会(世界基督教統一神霊協会)は、霊感商法で多くの庶民を食い物にし続けたが、自民党が守り抜いて来た。統一教会の政治部「勝共連合」と岸信介(アベの祖父、CIA要員)の密着が端緒であり、清和会(岸派、福田派から、今の安倍派に至るまで)は皆、濃厚接触者である。統一教会の名前では、悪名が轟いた為、教団名を変更したかったが、文部省が許さなかった。それを、アベの子分「下村博文文部大臣」になった途端、「世界平和統一家庭連合」に改称したのである。

 警察も動き、マスコミも動いた時期があったが、捜査を抑えたのは、(アベの子分)山谷えり子国家公安委員長時代からで、露骨に庇護をし始めた。もちろん、先の下村博文も山谷えり子も、選挙の際には、統一教会の応援を受けている。こういうインチキ宗教が、庶民を食い物にし続けても、自分たちの選挙を優先するような連中が、「愛国」を叫ぶのだから、もう漫画の世界である。

 こうして、庶民を身ぐるみ剥がして取り上げた資金は、ほとんどが朝鮮半島の本部に集められ、日本は最大の草刈り場になった。アベと、その子分たちがやって来たことが、今回の暗殺事件に結びついたのであり、これを「天誅」という。

 これで慌てているのが、創価学会〜公明党だろう。政教分離において、露骨な憲法違反をやり続け、そこを突かれない為に、自民党に引っ付く「コバンザメ作戦」で生き抜いて来た創価学会は、何のコメントも出せず、亀のように、嵐が過ぎ去るのを待っている。相変わらず、薄汚い!

おそらく、統一教会問題も、「トカゲの尻尾切り」で終わるだろうが、(若い)トカゲの尻尾は、また再生する。それは、尻尾の筋肉内に「幹細胞」があるかららしい。トカゲ(爬虫類)以上のものは、イモリ(両生類)にあって、こちらは「iPS細胞」のようなものがあり、トカゲの1回に対し、イモリでは何回も再生する。(話が脱線した)。

 オウム真理教でさえ、完全に壊滅に追い込めず、あの上祐すら、別の教団を偽装して生き残っている。それを潰すのに反対したのは、既得権益を持つ宗教団体であり、早く言えば、どんなに儲けても非課税だから、濡れ手に粟である。生臭坊主が、銀座で豪遊しても、豪邸を建てても、末端の信者が貧困から抜け出せない仕組みが「既得権益」である。

 こう書くと、良くない宗教とまともな宗教は、分ければいいと思うだろうが、宗教にしがみつく人たちは、なにかしら追い詰められているから、その区別は難しいのだ。宗教を生涯の敵だと思って来た僕のような人間には、良い宗教、悪い宗教などお笑いである。良い泥棒、悪い泥棒などあり得ないように、良い詐欺も悪い詐欺も無い。宗教は、皆カルトであり、「カルトスペクトラム」である。

 大麻や覚醒剤を禁止しているのに、アルコールは許されるのと全く同じだろう。これらは、「依存性薬物スペクトラム」である。どれも、酩酊、依存、幻覚妄想に繋がるのに、なぜアルコールが許されて、覚せい剤や大麻がダメなのか?同じように、洗脳、酩酊、依存、破滅(又は、家庭崩壊や戦争)に繋がる宗教に、いいもの、悪いものなどある訳が無い。国は、どんなに害があろうとも、酒税、たばこ税を手放したくはない。公営ギャンブルやIR構想なども、中毒を作って上前をはねる…ヤクザと同じ発想である。

 これで思い出すのが、織田信長による比叡山延暦寺焼き討ち事件である。仏僧でありながら、水運業、金貸し業などで巨万の富を築き、女色にふけり肉を食い、贅沢三昧をしながら、時の政治に介入していた比叡山を、織田信長は殲滅したのだ。ようやった!

 それに比べたら、宗教勢力と手を組んで、世の中を支配する今の与党には、ゴミを焼き払うような気概は無いのである。

 心療内科外来では、宗教による金銭被害、家族の分断、赤子しゃくし問題(生まれながらにして、親の宗教に入れられた苦悩)など、数え上げればキリが無い悲劇が通り過ぎて行く。もちろん、学校信仰、偏差値信仰なども、「イカサマ教」の一つである。

しつこく言うが、宗教が流行れば、支配者は喜ぶ。宗教を信じる者は、内省し、懺悔し、「信心が足りない」「祈りが足りない」「我慢が足りない」と自分ばかり責めて、いつの間にか社会のせいだと思わなくなる。神様仏様を拝んで、世の中が良くなった試しはないのに。

(55)蛇蝎のごとく②で書いたように、おかげさまで、僕の幹細胞には、反骨細胞、反宗教細胞、反権力細胞が埋め込まれていて、何事にも抗い続けた。円明寺の隠れキリシタンの墓に小便をかけ、愛光学園の聖トマス像に鼻糞を付け続け、日の丸を破り、創価の仏壇を破壊し続けて来たのも、僕の幹細胞によるものだろう。

バチがあたるぞな」と言われ続けて来たが、そんなの関係な~い♪

(出典:イラストAC