(161)・・・坊っちゃんスタジアム・・・
子どもの頃から、野球小僧だった。大学時代は、須磨若宮球場が、フランチャイズだったが、今はもう無いらしい。下手糞なので、いつも補欠だったが、コントロールがいいのと200球でも平気だったので、打撃投手ばかりやっていた。明石市民球場や鹿児島の鴨池球場にも行ったが、やっぱり打撃投手だった。甲子園球場には、何十回も行ったが、この場合は、半分は高校野球見物で、半分はアルバイト。グラウンドに立てるはずもない。もちろん、阪神戦にも興味無しである。
たったこれだけの、球場歴だが、今回、遂に「坊っちゃんスタジアム」に行くことが出来た。昔の松山(市営)球場では、試合経験もあるが、それが坊っちゃんスタジアムに移転し、自分には遠い存在になっていたのだ。
一人では、とても上がったり下りたり出来ないので、頭を下げて介護者を要請し、車いすで、ヤクルト対広島戦に出かけるという無茶をやった。
松山中央公園は、とてつもなく広く、以下の施設がある
- 松山中央公園野球場(坊っちゃんスタジアム)
- 野球歴史資料館(の・ボールミュージアム)
- 松山中央公園サブ野球場(マドンナスタジアム)
- 松山中央公園屋内運動場
- 松山中央公園運動広場 ※多目的運動広場
- 松山中央公園テニスコート
- 松山中央公園プール(アクアパレットまつやま)
- 松山競輪場
- 松山中央公園多目的競技場(であいフィールド)
- 愛媛県武道館
広島対ヤクルトだが、最近はもうどっちでもいい。いつも、巨人が負けることだけが楽しみである。セリーグより、パリーグを応援している。特に、観客動員力のない、オリックスやロッテがいい。オリックスは、去年優勝したので、今度は千葉ロッテマリーンズを優勝させたい。
その矢先、佐々木朗希(20歳)が、完全試合&19奪三振&13連続三振という、一生見ることも無いような記録を作った。イチロー、野茂、ダルビッシュ、誠也、大谷などが、アメリカに渡り、スターのいなくなった日本プロ野球界に、新スターが現われたのだ。
また脱線したが、とにかく、坊ちゃんスタジアムは素晴らしかった。すべてにバリアフリーであり、ブルーの客席、緑の天然芝、黒土のフィールドが、青空にも夕やけにも、そして、ナイターにも映えて美しかった。
11000人の観客だが、ヤクルトはつば九郎を中心に、カープは、ファンの一体感が、選手を後押ししていて、引き締まった試合だった。余談だが、始球式は、ディモンディの高岸が、相方の前田を捕手にして、139kmを投げて喝采を浴びた。二人は、地元済美高校OBである。
カープは、不振続きだった小園、誕生日の曾澤翼、そして菊地涼介の3人が、2安打ずつ打って、完勝したが、試合はもうどうでもよく、こけずに行けたことでホッとしている。ちっぽけでも念願が叶い、メイドノミヤゲ(冥土の土産)が出来たぞな☆