(46)・・・巧言令色鮮仁・・・
こうげんれいしょく、すくなしじん
綺麗ごとを言ったり、人の顔色を窺ったりする人物は、人間の品格が無い。
最近、よく耳にするのは、「安心安全の…」「国民の生命と健康を…」「希望と勇気を…」というガースー語録。裏で原稿を書いているヤツも、高級官僚だろうから、国語の成績は良かったはずだ。だから、正解を出すのは得意だろうが、心が無いから、人に響かない。言語明瞭、意味不明瞭!!書くヤツも、読むヤツもオツムは低級なのに、一方では、こういう輩を、「上級国民」と言うらしい。
最近では、交通事故で人を殺しても、賭け麻雀で訴追されても、権力財力で、逃げおおせようとする連中が目に付くようになった。1人7万円とかの会食をし、「一般国民」をどう騙そうかと謀議ばかりやっている。そういうヤツらに、国のかじ取りを任せているのだから、安心安全などあるはずもない。
国民が、病院にも入れず死んでいるさなかに、聖火を走らせ、国民の為じゃなくオリンピックの為に、ワクチンを急がせる。オリンピックさえ始まれば、側近の、河井克行、菅原一秀、秋元司らの金まみれ事件(議員辞職)も、国民は忘れるだろうと踏んでいる
G7に行っても、ほとんど原稿読みしか出来なかったガースーだが、おそらく日常会話でも、日本語をしゃべるのがやっとの男なんだろう。安心安全、希望勇気のガースーに比べて、ペラペラと綺麗ごとをしゃべる口先男が、竹中平蔵である。小泉、安部、菅の顔色を窺い、たいこもちをしながら、政商に成り上がった。一方では、学者とか教授の肩書を持っているが、こういう輩を、曲学阿世の徒と言う。
ボランティアが、1万人も辞退したニュースが流れたが、JOCは、心配していない。なんと竹中パソナと独占契約を結び、人材確保はすべてパソナを通すようになっている。これは、競争入札じゃないから、いわゆる指名入札(独占入札)なので、予算はいくらでも言いなりである。5億かかるところを、50億の請求をしているとも言われ、9割は中抜きされる。派遣は、オリンピックが終わればサヨナラだから、パソナは濡れ手に粟だろう。竹中平蔵という名前自体、9割中抜きすれば、蔵だけが残る。
こういうパソナのような連中が、電通とかパナソニック、コカ・コーラ、トヨタなどと、オリンピック利権に群がっているのだから、始めから中止の選択肢は無かった。そろばんをはじく連中の強欲三昧は、人の死など構っていられないのだろう。最近、竹中が「世論が間違っている。オリンピックは、世界のイベントだから、やると言った以上やらねばならない」と発言し、大顰蹙を買っている。自分の金儲けについては、恥も外聞もないらしい。世論が間違っている…と言う前に、竹中が政府のブレーンになって以来、経済は低迷し、失業者は増え、正社員は激減した。竹中こそが間違っている張本人であり、国賊である。
狡言会食少なし仁…「上級国民」の為の言葉ぞな。