(198)・・・精神鑑定・・・

 山上徹也君…世が世なら、「義士」であり、「英雄」として、銅像の一つも立っていただろう。それを、失礼千万なことに、鑑定留置をすることになった。これが、国家権力のやり口である。早く言えば、3ヶ月~半年くらい精神病院に入れて、その精神鑑定をやるのだから、国家による虐待に等しい。
 改めて言うまでもないが、精神鑑定をやれるようなマトモな精神科医など、どこにも居らず、まして司法精神科医をやっている連中は、「異常性格者」ばかりだった。小田晋、中田直、松下正明、中安信夫、山上晧、山内俊雄など、皆有名な「基地外」である。妖怪とも言われた小田晋の写真を見れば、一目で分かるので、一度見てみればいい。

無能精神科医は、発達障害と解離とLGBTが分からないから、何でも「人格障害」という「診断の屑籠」に放り込む。人格障害などは、WHOやICDの疾病概念から外すべきだが、例外もある。つまり、こういう人格障害診断を繰り返す奴らこそ、「人格障害」と言ってもいいだろう。

もう随分お分かりのように、医者など、世間知らずの馬鹿ばかり。まして、精神科医など、まともな人間を見つけるほうが難しい。そういう連中に、「寄り添う事」や「共感」を期待しても、始めから無理に決まっている。精神鑑定を受ける側の方が、マトモであり、鑑定医こそ狂っている場合が多い。

僕も、42年間精神鑑定医だったし、精神病院時代には、留置鑑定を何例かやったことがある。今だから言うが、自己批判を込めて、あんなものはインチキである。最初から、筋書きが決まっている上に、鑑定をされる者にとって、精神病院は条件的に不利過ぎるし、心など開ける訳が無い。そんな中での「診療」で真実が見えるはずが無いのだ。

それにしても、無責任な診断やコメントが溢れ返っている。大衆からの「よくやった!」という声をかき消したいのか、マスゴミは、敢えて「山上はおかしい」とミスリードをしたいようだ。診てもいないのに、勝手に診断するのは良くない…とは思わない。当事者の気持ちに寄り添い、味方になるようなものなら、悪くはないだろう。

和田秀樹など、アンポンタンの典型であり、「容疑者が高いレベルの怨恨をもった背景には複雑性PTSDの心理がからんでいたように思えてならない」と診断しているが、敢えて言わずとも、それぐらいは素人でもわかるレベルである。高いレベルの怨恨??は~ぁ?この時期に、ベチャベチャ喋るんじゃないよ、アホたれ!

別の精神科医は、「不遇な幼少時代を過ごした人たちは、『歪んだ特権意識』を持つようになりがち」などと評しているが、歪んだ特権意識でモノを言うお前こそ、頭がおかしいのだ。こいつも、顔を見たら「基地外」だと、一目で分かる(リンク先の下の方に写真あり)。

NHKなどのマスゴミが、こういうトンデモ医者にコメントを求め、それに相応しい物語を、訳知り顔に語るのは、職業倫理としても許されない。

「幼稚なまま育ってしまったマザコン」(八代英輝弁護士)などのコメントは、さすがに八代が馬鹿だとバレてしまい、笑い者になっている。オマエこそ何様ぞ~?

中には、「統一教会への憤りが、どうして安倍元首相に向けられたのか、理解が出来ない」などと言うコメンテーターも多かったが、「お前の馬鹿さ加減が理解できない」と、お返ししておこう。

 心ある者なら、山上君の心情を察して余りあるだろう。彼の孤独、彼の絶望、そして怒りや憎悪は、普通の人なら誰でも分かるはずだ。ただ、ひるがえって自分に置き換えた時に、彼のような勇気を持つことは誰にも出来ることではない。真っ直ぐにアベに向かった彼の心情こそ、まさに「正常」そのものである。精神鑑定により、山上君の義挙を冒涜ぼうとくしてはならない!

 先日も、見せしめ死刑が執行された。我が国が、死刑制度の残る人権後進国だと、知っている国民がどれほど居るだろう?山上をどう扱うか?国家権力の思惑は見え見えだが、絶対に死刑など許してはならない。疎外や排除エクスクルーシブの社会じゃなく、包摂インクルーシブ社会 を作るしか道は無いのだ。

 もう一点、「アベ銃撃事件と、統一教会問題は別物である」…という図式にしたいバカマスゴミ(NHK、読売、フジなど)の今後を注視しよう。そして、岸信夫(アベの弟)を始めとして、誰もが「統一教会と手を切る」とは絶対に言わない現状を見逃してはならない。アベ一族を筆頭に、こういう癒着が続くならば、また誰かが殺られるだろう。アベシンゾーに聞きたい。これがお前の言う「美しい国」なのか?はは、笑わせるな!

(出典:イラストAC