雑言集…(020)【ふるさと自慢(愛媛編)】
漱石は、「ここには、城と温泉しか無い」と言ったが、まぁ当たっている。
空気は澄み空は青く、瀬戸内海は波静か。果物や野菜、魚介類は、新鮮且つ豊富である。雨が少なく気候は温暖。どこまでも静かな風景が広がっている。(=過疎化が進んでいる)
県は、移住受け入れに躍起になっているが、伊方原発を据えておいて、誰が喜んで来るものか?
県民性も温暖で、何でも「まあまあ」で解決する。しかしながら、主体性はシッカリ持っていて…
「長いものには巻かれろ」
「寄らば大樹の陰」
…この調子だから、革新的な人物は生まれ難く、居眠り自民党議員や霞ヶ関の小役人ばかりが生産され続けている。
漱石は、松山中学赴任時に、この島国性、田舎性を、精一杯の皮肉を込めて「坊ちゃん」に書いたのだが、松山人は怒るどころが、逆に自慢にしてしまったのだ。…(坊ちゃん列車)(坊ちゃんスタジアム)(坊ちゃん文学賞)…
そんな愛媛にも、正岡子規以外に、革新的人物が稀に生まれることがあり、自慢がてらに4人紹介しよう。
1人目、闇金と斗い抜いた宇都宮健児弁護士。
2人目、反戦反核のノーベル文学賞作家、大江健三郎。出来たら、サルトルのように、受賞拒否して欲しかった。これを「画竜点睛を欠く」と言う。
3人目、大江の中学同級生、伊丹十三。右翼に狙われ続けた異端児。
4人目、芸人から、ヒコロヒー。呵々大笑(^_^)V
我が~ふる~さと~の城~下~町~♪