雑言集…(037)【拝啓 山本太郎殿(その2)】

なんぼ言うても分からん奴じゃ。太郎は確かによう勉強しとるし、情熱もエネルギーも勝てる者が居らん。
そんな賢いはずの太郎が、なんで分からんのぞ?

日本もれいわも未曾有のピンチじゃ。
滅び行く社民や共産を除けば、反右翼反改憲勢力はれいわだけ(立憲は信用ゼロ)。

未だに、「山本太郎のれいわ新選組」などと、個人商店のまま。自分ばかり先頭に立って、おしゃべり会が満員だったと、のんきなもんだ。

「れいわ大衆党(れ大)」に看板を変え、太郎は党首選には出るな。
「れいわ民衆党(れ民)」はいかんぞ。立民、国民と一緒くたに並べられる。大迷惑じゃ。

太郎は、スーパーマンでかまんけん、「縁の下のスーパーマン」になれよ。
カリスマは要らん。神谷と似たらいかんぞ!皆を引き立てろ。有能な人材の宝庫じゃ!
あとは知名度!太郎はもうええ。

新選組はいかん。
なんぼ愛着があろうと、もう太郎の私党じゃないんじゃけん。体制的、暴力的な名前は捨てろ!

「れいわに力をくれ」「票をくれ」と言うが、わしらはれいわに任せる気は無いぞ。
れいわを活用しながら、わしらが世直しをするんじゃ。

その為に、拾い集めた大衆の声を、メールや電話で党にしつこいくらい届けよろがな。
太郎に忖度せず、誰でも良いから、まともに返事して来い!
太郎ファンを増やし、一方でアンチ太郎を増やし、費用対効果が悪すぎて、何しとるんか分からんぞ。

根本的大改革せにゃ、泥船は沈みよるがな。金が無い金が無い、ばかり言うとらんと頭使えよ。
電話回線を増やし、国会議員を当番で付けろ!
トイメンで話したら 、皆が惚れるような有能な人材ばかりじゃけん。

根本りょうすけみたいに、せっかくエールを送ってくれている才能が居るのに、なんで飛んで行って頭を下げん?
「三顧の礼」じゃ。

自分らだけ悲愴感持って、正論ばかり演説しても、人の心は動かんぞ。
「一念岩をも通す」「天敵石を穿つ」の精神は間違うてはないが、10年15年単位じゃ間に合わん。
正論とかマニフェストとか言う前に、山本太郎への好き嫌いでれいわの評価が決められてしまう、そういう国民を相手にしとるんぞ。

日共の無謬性正論主義は破綻したろが?
新左翼の革命的敗北主義も自己満足に終わったろが?!

その間にも、女狐高市はトランプに媚びを売り、国民に猫なで声で語りよる。
消費税…「下げません」。
現金給付…「致しません」。
軍事費…「増やします」。
非核三原則…「邪魔です」。
パレスチナ国会承認…「…」

半グレ維新と取り引きして、斎藤元彦を逃がしたのは許されない。
裏金議員を許したのも、どちらも警察庁長官→総理補佐官のアベ友、露木康浩!
このままじゃ、司法介入が進んで、民主主義はボロボロにされるぞ。

国会では、空気を読むな!外に出たら空気を読めよ!
おしゃべり会で聴衆を論破して、調子に乗るな!
太郎が教師、聴衆が生徒…そんな古臭い「啓蒙主義」なんか、今時通用すると思うとるんか?

内輪だけで、「れいわ一択」「太郎総理待望論」などと浮かれて、勘違いしとるんか?

とにかく、大変革してやり直せ。
今のままじゃ沈没間違いない。
しっかりせい!