(82)・・・あんぽんたん・・・
あほんだら→あんぽんたん(江戸時代から、反魂丹や萬金丹という富山の薬が流行っていて、そこからもじったものらしい)。栃木の呼吸器科医師、倉持仁が、ガースー首相に憤って、「あんぽんたんは辞めてくれ」と言ったのは、痛快だった。
久しぶりにこの言葉を聞いて、ピッタリだと思ったのは、僕一人ではあるまい。類語には、アホ、まぬけ、とんま、おたんこなす、たわけ、ぼんくら、バカヤロー、大馬鹿、あほんだら、馬鹿垂れ…など全国それぞれ、きりがないが、親しみのこもったものから、差別語まで幅広い。
民衆が、おバカな君主を批判する時には、暗愚な君主…と言う風に、「暗愚」がよく使われた。しかし、暗愚な菅首相…と言っても、今の場合はピッタリ来ないし、そんな言葉ももったいない。コロナの危機を訴えても、官僚の作文を読むだけの男に、付ける言葉が無い。
広島に行って、作文を読み飛ばし、原爆を原発と言い間違え、長崎に行っても、遅刻してしまい、取り巻きのせいにして当たり散らしたが、そんなガースーに誰もが唖然茫然の体である。目は、死んだ鯖のようだし、カンニングペーパー無しでは、質問に答えられない。
そんな男が、無策の末に、コロナ患者が自宅に2万人も溢れかえって、何と言ったか?!
「中等度以下の患者は、自宅待機にします」だと?軽症者でも、一夜にして重症化するのに、全く平気の平左である。
あんぽんたん…ピッタリ☆ よう言うたぞ☆
(追記1)ちょっと気になるのが、最前線の呼吸器科医師たちが、あんなにテレビに出ていていいんだろうか?あれじゃ、まだ余裕があると思われるぞな。本当の最前線では、疲労困憊した医師、看護師たちが、オリンピックなど見る暇も無く働いている…しらんぞ、しらんぞ。
(追記2)全国戦没者追悼式の放送など誰も見ないだろう。僕も見ないけど、記事は読んだ。ガースーは、安倍晋三と同じく、戦争の加害者責任を敢えて語らず、反省も述べず、「積極的平和主義」という再軍備構想を語り、その上、戦争犠牲者がいるから今の平和と繁栄があるなどと、頓珍漢な言葉を並べた。まだ、反省を語り、コロナ禍の国民を心配した天皇の方が、人間的であるとは、皮肉なものである。