(8)・・・弱り目に祟り目・・・
実は、このブログを思い立ったのは、帯状疱疹に罹ったから。三叉神経第一枝、つまり眼から額、頭にかけて、左半分に疱疹が出て、激痛で動けない。
鎮痛剤も全く効かないので、休診して、じっと寝ているしかない。去年の胆石や骨折に比べても、はるかにつらい激痛である。おまけに、容貌はお岩さんであるから、どこにも出れないで…ただ耐えるのみ。
昔、「毒舌セカンドオピニオン」というホームページを盛んにやったのは、5年にもわたる闘病生活の中、ただでは転ばんぞ…という意気込みがあった。仕事復帰して忙しくなり、ホームページは閉じてしまったが、今度は、それほどの意気込みでもなく、徒然なるままに書いて行こうと思う。
本当は、ツイッターとかフェイスブックのような、軽いものが良かったのだが、双方向のやり取りをする時間は無く、簡単なブログになった。
帯状疱疹は、子どもの頃の水疱瘡のウイルスが、神経根に残っていて、歳をとって、免疫が下がると、誰でも起こり得る。自分の場合は、プレドニン服用と、過労の蓄積が原因だった。こういう状態を、「弱り目に祟り目」という。よく似た言葉では、泣きっ面に蜂、虎口逃れて竜穴に入る、踏んだり蹴ったり…などとも言う。