雑言集…(079)松山弁
寝てばかり居るから、雑念多し。厄介者の自分について、自己分析するか、余計に分からなくなる。
物心ついてから、80年近く、反抗期に居る。
反権力、反米、反ファシズム、反共から、アンチ巨人まで、弱い、貧しい、被差別者などが、自分の居場所でありたかった。
残念ながら、医師というプチブル暮らしゆえ、自己矛盾を生きたと思う。
少なくとも、右翼を嫌い、左翼を忌避し、宗教とは敵対し続けたから、結局は、「下からの大衆革命」を目指す「下翼」アナキストを自認している。(一応、口だけ番長!)
まるで、進歩的ではなく、建設的でもない。勤勉や努力を嫌い、アカデミズムに馴染めず、自己肯定と自己否定の濃淡激しいまま、さすらうように生きた。
そんな訳の分からん自分だが、ハッキリ特徴付けるのが、懐古的愛郷趣味である。神戸の8年以外、この街を動かない。旅にすら興味が持てないのだ。
漱石の言ったように、「温泉以外に何も無い街」である。その道後温泉にも、昔一回入ったのみ。
小さな50万人都市だが、隅々まで往診し、随分と愛着深いのだが、その一つの象徴が、「松山弁(まっちゃまべん)」だろう。
今は廃れた方言であり、松山周辺部の年寄りにしか通じない。自分で殊更に意識したわけじゃなく、いつの間にか、頑迷固陋に松山弁を守り続けている。
毒語鯨笑 (60) と (111) に書いたので、重複は避けよう。最近考えてみた松山弁の法則?
…じゃけん、…ぞな。
食うかな?寝るかな?
食おわい、寝よわい。
ほうよほうよ
よいよいじゃがな
大体は、ぞな、かな、わい、じゃけん…で出来ているらしい。
ついでに、最近の日常から。
もんたかな?(戻った?)
いんだ?(帰った?)
まがるな(さわるな)
「その餅ほうがい、いでらしいのぉ」(かなり長持ちする)
「この菓子、けないけん、いかんわい」(すぐ無くなる)
「今日はほうがい、うずれるかい。体がしわいぞな」(低気圧で蒸し蒸しする。体がだるい)
こんなんじゃけん、普段は日本語で喋りよるわい。二ヶ国語を話すけん、バイリンガルぞな(^_^)/
